去年も行きました、須崎の魚まつり。

今年も次男のYくんと朝早くから行きました。

去年と同様たくさんの出店が立ち並び、朝から活気があります。

 

でもボクとYくんのお目当ては、出店ではなくこれ。

「とさかぜ」という船に乗ること。

須崎魚市場の前を出発して、須崎湾内を40分かけて廻ってくれます。

ちなみに「とさかぜ」は、国土交通省・四国地方整備局所属の監督測量船で、普段は高知市に係留されています。

防波堤などの工事・調査業務の監督や検査を行う職員の、海上での移動船というのが主な業務。

でも今日のとさかぜは、祭りにきた人たちに、船に乗る楽しさや須崎湾の歴史などを感じてもらうのが仕事です。

 

全長18m・最高時速約50kmの船体に、20人プラス職員さんたちを乗せて、いざ出港。

クルマ好きなボクが気になるのが船のエンジンや船体の構造です。

まずエンジン。445psを2170回転で発生させます。

そして船体。単胴V型で耐食アルミニウム合金製。つまり軽い。

安全性はもちろんのこと、海上での高速移動手段としての役割が込められた船ですね。

 

余談ですが、クルマのエンジンで445psは、市販車だとだいたい6000~8000回転ぐらいで発生。

エンジン出力(ps) = トルク × 回転数

クルマは高い回転数で、逆に船エンジンは強力なトルクで出力を発生させていることが分かります。

 

出港してまず見えるのが、富士ヶ浜。

子供の頃は友達とよく遊びに来ました。

砂で堤防を作り、波と戦っていました。

 

次に見えるのが、日鉄工業さん。

お弁当の注文、いつもありがとうございます❗

 

富士ヶ浜から遠くに見える津波対策の防波堤から、さらに沖に出てくれます。

写真は陸側を向いてますが、反対側を見ると水平線が広がっています。天気も良かったので、空の青と海の青がキレイなコントラストを描いていました。

こんな景色を見ると、船って、海っていいかも・・・と思います。

 

船内は広々。リクライニングシートもついています。

 

運転席からの風景。視界も大事ですが、見通しの悪い時に必要なレーダーが操縦者の目の前にあります。

 

海をジッと見つめるYくん。

 

須崎魚市場の前まで帰ってくると、ここから湾奥へと入って行きます。

 

湾奥での一番の見どころは、大阪セメントさん。この奥にも工場が立ち並んでいます。

お弁当の配達で中を回っていても工場の大きさは分からないのですが、こうして見ると大きい工場だというのがよく分かります。

たくさんのお弁当の注文、いつもありがとうございます❗️

 

海からかかし弁当の方をパシャリ。遠くから見ると、須崎も山に囲まれた街だな〜と感じます。

 

約40分の航海も終わり、須崎魚市場に接岸。

2回目の体験でしたが、やっぱり新鮮でとても面白かったです。Yくんもまた乗りたい❗️と言っていたので、来年も乗りにくるつもりです。

乗るチャンスは3回ありますが、1度に乗船できるのは20人。そして早い者勝ち。

来年も早起きしなくては❗️