高畑充希さんがCMで出ている、ダイハツ、ムーヴ・キャンバス。
タントのように背が高くないのに、両側スライドドア。
どんなクルマなんだろう?
気になったボクは、かかし弁当に程近い、高知ダイハツ須崎店さんにお邪魔しました。
店内は、広々していて、キレイです。
さっそく、ムーヴ・キャンバスを拝見。
CMとは違って、シックなカラーリング。落ち着いた雰囲気です。
試乗前に、クルマチェックです。
室内が広いです。タントほど頭上空間は広くないのですが、ほどよい広さ。
シンプルなセンターメーターは見やすく、自発光式なので、視認性がいいです。
今回の試乗車は、両側パワースライドドアでした。すごく便利な装備です。
リアシートは、前後スライド・リクライニング機能つき。さらにリアシート下には、置きラクボックスという収納もあります。
ちなみにタイヤは、ブリヂストン・エコピアです。
では、試乗した感想を。
乗り心地がいいです。柔らか目の足回りで、細かい入力はキレイに吸収します。でも強い入力でも、ガツンとはきません。
ダンパーが、フロントKYB、リアがトキコになっています。
普通フロントエンジンのクルマは、フロントが重いので、リアの方がバタつきます。でもダンパーのせいか、リアの方がバタつかない時もありました。
足は柔らかいのですが、ロール量はほどほどです。タントは背が高いせいか、ロールが大きめ。キャンバスはタントより約10cm全高が低いので、ロールも少な目なのかも。
40~50km/hで平地を走ると、エンジン回転数が1500回転以下です。すごい。
エンジンが低回転でしっかりトルクを出していないと、ムリです。燃費よさそう。
走行中の室内が、静かです。遮音材だけでなく、プラットフォームがしっかりしているのだと思います。だから乗り心地もいいのかな。
ムーヴ + タント = キャンバス。
ムーヴの上質さと、タントの広さ・便利さを持つ、イイトコ取りのクルマです。
今回お話させてもらった営業の今橋さんからは、キャンバスは女性に向けたクルマ、とのことでした。
でもこのクルマは、両側スライドドア・衝突回避システム・乗り心地やエンジンを考えると、ご年配の方にも勧められるクルマだと思いました。
ちなみにキャンバスとは、CAN(デキる)+BUS(ミニバス) =キャンバス。
家族で旅行やピクニックに行ったり、愛犬と遊びに出かけたり、休日に自分だけの時間を楽しんだり。
キャンバスに絵をえがくように、日常を彩る、ムーヴ・キャンバス。
ボクは、クルマとしてしっかりと作り込まれていることに、好感が持てました。